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【LE通信16号】決済方法を増やすと売上が上がる!?ユーザーが逃げないショップ作り

皆さんは、ネットショップで商品を選ぶ時に、商品や価格以外にどこを重視しますか?

送料・配送日程などの他に、決済方法を選ぶ方が多いということはありませんか?

☆実は、こんなデータがあるのです・・・

図1


2010年に決済サービスのネットプロテクションズが調査した、購入者がネットショッピングの支払いに関してどう考えているかという調査データがあります。
その結果によると、ショッピングサイトで気に入った商品を見つけたとしても、「支払い方法」が希望に合わなければ4分の3の人(76%)がそのサイトで購入しないそうです。

さらに、ショッピングサイトで欲しい商品があるが、利用したい支払い方法がないという場合、4人に1人(約26%)は購入そのものを止め、半数(約50%)の人は希望の支払い方法がある別のサイトで買うといいます(図1参照)。
インターネット検索ですぐに同じ商品を探せる以上、前払いか後払いか、クレジットカードか銀行振り込みかなど、自分にとって便利な買い方を吟味する人が多いようです。

つまり、決済方法によっては、商品を購入しようとしたユーザーを逃がしてしまっていることもあるということです!!
商品は、気にいってもらえているのに、決済方法でユーザーを逃がしてしまうなんてもったいないですよね?そこで今回は、効果的なメディアでも、プロモーション方法でもなく、“決済(お支払い)方法”についてご紹介します。

■ 格段に増えたネットショップの決済方法

現在、ネットショップでお買い物をする際に、ユーザーは多くの決済方法が選べるようになりました。



などなど。知名度が高くおなじみになっている物から、「電子マネー決済」、「キャリア決済」など、利用者にとっては便利な物もありますね。

ネット通販の運営において、決済方法の選択は非常に重要になっています。売上の数割程度に影響を及ぼすこともあります。
「現金でしか買えない」ことはネットショッピング上では相当数の購買チャンスを逃していると言えるのは、もうお分かりだと思います。
現在のネットショッピングでの決済はクレジットカードでの機会がかなり増えていることは多くの人が理解しているところです。
クレジット決済の導入により、売り上げが上がるケースも少なくありません。
決済方法が、豊富になればなるほどユーザー側の選択肢が増え、購入する確率が高くなってくるのです。

■ ネット通販は「支払い方法」で購入判断される?

では、なぜ今になって支払い方法についてご紹介をするのかと言いますと、ネット通販の支払い方法は、購入にも繋がるからです。
皆さんは、楽天市場の店舗レビューを見たことがありますでしょうか?



こちらは、ある楽天市場に出店しているショップの店舗レビューページの一部です。
図の中央を見て頂きますと、評価の内訳として「決済方法」があるのが、お分かりいただけるかと思います。

このように、レビューの評価対象になるほど、ネットショップにとって、決済方法が重要なポイントになっているのです。

しかし、ユーザーが、が自分の欲しい商品が無いのに「自分に合った決済方法があるから無理してもここで買おう」と考えることはあり得ません。
あくまで、ユーザーが欲しい商品をリーズナブルな価格で売っているオンラインショップがあって、ホームページの出来も悪くなく、そして自分が愛用している便利な決済方法があるから、その商品が売れるのです。
つまり、あくまでも決済方法はユーザーを逃がさないための1つの手段であり、これを図示すると下図2(『ホームページ入門』参照)のようになります。

図2


「決済を導入したら売上げが増えた!」というのは必ずしも極端な事例ではありません。
より正確に言うと「従来は希望の決済方法が無いので黙って帰ったユーザーが、決済の導入によって商品を買うようになった」ということです。
それでは、次に、実際ユーザーはどんな決済方法を望んでいるのかをご紹介します。

■ 利便性は「カード払い」、安心は「後払い」

先日、先ほどご紹介したネットプロテクションズから、「インターネットショッピングに関する動向調査2012」が発表されました。
調査結果によると、インターネットショッピングにおいて、普段利用している支払い方法をたずねると「クレジットカード」(70.9%)、「代引き」(10.5%)、「後払い」(8.6%)、「前払い」(8.2%)という結果になりました。

また、最も利用したい決済方法をたずねると、「クレジットカード」(64.6%)、「コンビニ(後払い)」(13.7%)、「前払い」(4.6%)、「郵便局(後払い)」(3.2%)、「銀行(後払い)」(2.0%)となり、18.9%が後払いを希望していることもわかりました。
これは、個人情報流出などの事故を危惧して、クレジットカード情報を通販サイトに登録するのをためらってしまうという理由が一番多いようです。
つまり、ユーザーは、クレジットカード決済の即時決済で、商品の発送も早くなるという「利便性」を選ぶか、カード情報を入力せずに買い物を出来る「安心感」を選ぶことになるのです。

■ あれもこれもはNG!ショップに合った決済方法を選択しましょう。

あれもできますこれもできますとショッピングカートシステム側に提案されると、出店者は、全ての決済方法に対応した方がいいのかな?と不安になることもあるでしょうが、そんなことはないのです。

もちろん幅広い決済方法を用意することで、ユーザーの選択肢は広がるため多少売上げUPにつながることは予測されます。
ただし、決済方法を多く用意するためには、月額固定費や、売上げに応じての手数料などの目に見える費用だけでなく、それぞれの決済方法に対応した処理を行う必要があるため、スタッフの手を煩わせてしまい、人件費が多くかかってしまうのです。

商品に需要があるなら、決済方法をある程度限定したとしても、お客様がその中からベストな決済方法を選択してくれるので、自分のショップにあった決済方法を設定するのがオススメです。

このように、導入すべき機能を備えるだけでも、かなりの変化が見られる可能性は十分にあります。ぜひ一度ご検討されてみてはいかがでしょうか?

■問い合わせ先
株式会社ライフエスコート
TEL:03-5675-6960
Email:info@life-escort.co.jp
平日 9:30~18:30
https://www.life-escort.co.jp/

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