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【LE通信11号】たった30時間で100億円以上! 不況の中でも、勝ち残るショッピングモールのひみつ

たった30時間で100億円以上!
不況の中でも、勝ち残るショッピングモールのひみつ

昨年の年末商戦は、まだ記憶に新しいことかと思います。
大手ショッピングモール「楽天市場」の年末商戦は、この不況にも関わらず、わずか30時間のキャンペーンで100億円以上の流通額を突破しました。また、他のショッピングモールも軒並み売上を伸ばしており、12月の流通額が前年比を超えるモールが相次いでいるのです。
では、消費が低迷する中で、なぜショッピングモールの流通額は増加しているのでしょうか?今回のライフエスコート通信では、ショッピングモールの現状についてご紹介します。

●家にいながら…という利便性が、売上アップのヒミツ

昨年は、震災の影響も大きく、米・野菜・乳製品・卵などの生鮮食品や、水・おむつなどの日用品などの売上が大きく伸びました。
その理由は震災時に、近くのスーパーで買えなくなってしまった商品をネットで購入した人が、その便利さ故、そのままリピート顧客になっていったためです。また12月になると、クリスマス用の食材やお酒類、正月用のおせちや料理やカニなども例年に比べ、売上を伸ばしました。これは、震災によって改めて家族の大切さを実感し、年末年始は家族とゆっくり過ごそうという消費者の行動からきているものだと言われています。
さらに、家電業界では苦戦が伝えられる中、ネットを利用してロボット掃除機や機能性の高い家電を購入するユーザーも増えているようです。家にいながら、たくさんのお店を比較して簡単にショッピングが出来るというのが、ショッピングモールの売上を伸ばした理由というわけです。

さて、ここまでは昨年の年末商戦のお話をしてきましたが、次は、ショッピングモールにおけるスマートフォン市場拡大についてご紹介します。
ライフエスコート通信を読んでいただいている皆様は、通販やショッピングモールに精通していらっしゃる方も多いのでご存知かとは思いますが、現在ショッピングモールで注目を集めているのが、『スマートフォン』です。

なぜ、スマートフォンがここまで注目されているのか…それは、スマートフォン契約数の増加による、スマートフォン市場の拡大にあります。例えば、昨年の5月から7月だけの売上を見てみても、ショッピングモールのスマートフォンの売上は、何と2倍!!スマホの契約数の増加によって、売上や流入が増えているのがわかりますね!

●スマホの普及でファッションジャンルの売上が好調!

最近、通販では欠かせなくなってきたスマートフォンの普及も、ショッピングモールが売上を伸ばしている要因のひとつとなっています。
中でも、スマートフォンの売上が伸びているのは、ファッションジャンルです。従来の携帯電話では、画像が多くあっても細部まで確認することができませんでした。しかし、スマートフォンなら自分の見たい情報を拡大したり、今まで大きな液晶で画像を見ることで、購入意欲が高まり売上に繋がっています。
また、スマートフォンからの売上は、携帯電話に比べると高価格の商品が販売数を伸ばしています。これは、先ほどご紹介した通り、今までの携帯電話では確認できなかった細部まで確認できることが要因になっています。

●独自のキャンペーンでスマホがさらに売上をアップ!
また、スマートフォンの売上が好調な理由は、各ショッピングモールが独自に、スマホ用のキャンペーンを行っている点にもあります。ショッピングモールによって内容は様々ですが、ポイント付与やポイントアップで行われていることが多いようです。
スマートフォンのポイントアップキャンペーンは、パソコンや携帯電話のキャンペーンと比べると反応がいいのも特徴です。その結果、スマートフォンからの購入も増え、売上も増加しているというのが現状です。さらに、年末年始へ少し話を戻すと、年末年始はパソコンよりも外出先で携帯電話から注文するユーザーが多い傾向にあります。今後、パソコンのように商品をチェックできて、携帯電話のように簡単に持ち運ぶことの出来るスマートフォンの普及がさらに進めば、ショッピングモールにとってもかなり有効なツールとなりそうです。

さらに、ショッピングモールは、災害復興支援も多く行っています。各ショッピングモールごとに募金のキャンペーンを行っていたり、消費が沈んでしまっている現状や東北地方の生産者や小売業者向けの支援サービスを行っています。次では、そんな支援の中でも、Yahooの復興支援モールについてご紹介します。

●注目を集めている「復興支援モール」

12月14日、ヤフーが震災で被災した東北地方の産品を集めたショッピングモール「復興デパートメント」を開設しました。
全国に商品を販売できる場を提供し、被災地の産業再生や雇用創出するのが狙いで、東北3県の生産者や小売事業者に向けてのサービスです。
今後、「復興デパートメント」への集客は、ヤフーのトップページはもちろん、YouTubeでのCM動画の配信や、フェイスブックやツイッターなどのコミュニケーションツールを通じて行う予定だそうです。
プロジェクトの代表を務める喜多杢氏は、「募金などの直接的な支援だけでなく、我々だからこそ出来るこういった支援を行っていく」と話しており、今後のショッピングモールにおける、復興支援プロジェクトも注目の的になっていくと思われます。

今回は、ショッピングモールの現状について、ご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?売れ筋商品の変化やスマホ市場の拡大、キャンペーンや災害復興支援など、ショッピングモールも日々変化を続けています。さらに、今注目されているSNSとの連携等もありますが、こちらはまた別の機会にご紹介できればと思います。
ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました。今後、さらに変化し続けるショッピングモールにも俊敏に対応していけるようライフエスコートも頑張ってまいります。

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