アクセシビリティとは、一般的には
「高齢者・障害者を含む誰もが、
さまざまな製品や建物やサービスなどを支障なく利用できるかどうか、
あるいはその度合いを指します。」
インターネットにおける「アクセシビリティ」とは、
そのウェブページが高齢者や障害者も含めた、
誰もが情報を取得・発信できる柔軟性に富んでおり、
アクセスした誰もが同様に情報を共有できる状態にあること、
あるいはその度合いを指します。
つまり、そのウェブページにアクセスできるかどうか、
そしてウェブページの中身が使えるかどうかが大切になってきます。
よく日本語では、「アクセシビリティに配慮する」
あるいは「アクセシビリティを高める」といった表現で用いられます。
また「アクセシビリティ」とあわせて
「ユーザビリティ」という言葉も聞かれます。
この2つはどう違うのかというと、
「ユーザビリティ」とは「ユーザーがその目的を効率よく達成できるための
Webコンテンツの使いやすさや分かりやすさ」を指します。
一見すると同じに見えますが、
「アクセシビリティ」はそもそもユーザーが
そのWebコンテンツを使えるかどうかが重要であり、
「アクセシビリティ」が確保されていないWebコンテンツで
いくら「ユーザビリティ」に配慮されていても、
ユーザーはそのWebコンテンツを使うことができないため意味がないのです。
例えば、一昔前ではWindows XPというパソコンの性能が、
Windows7にグレードアップした時、
確かに中身の性能はアップし、使いやすくはなりました。
しかし、様相が全く変わってしまったため、
Windows XPに慣れていた人は
最初は非常に使いにくいということがありました。
つまり、まず「アクセシビリティ」を確保して
ユーザーが使えることを保障し、
その上で「ユーザビリティ」に配慮してユーザーにとっての使いやすさ、
分かりやすさを向上させるという考え方が必要になってきます。
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