コンバージョンとは、商用目的のWEBサイト上で、
「成果」とみなされる目的を達成した数を指します。
一般的には商品購入や会員登録、
不動産などクロージングまでのハードルが高い商材であれば、
問い合わせや資料請求を一時的な成果に設定し、コンバージョンを計ります。
コンバージョンは、WEB広告などの費用対効果を把握する為には最も重要な指標となります。
どんなに多くのアクセスを獲得しても、
最終的な「成果」であるコンバージョンが発生しなければ意味がないからです。
また、WEB広告やサイトの閲覧者のうち「成果」まで繋がった件数を「コンバージョン数」、
その割合を「コンバージョン率(コンバージョンレート/転換率)」と呼びます。
コンバージョン率は取り扱う商材や目的によって変わりますが、
平均して3~4%といわれています。
しかし、平均と比べてコンバージョン率が低かったとしても、
悩む前にコンバージョン数を確認してみてください。
WEB広告を行った結果コンバージョン率が下がっても、
分母であるアクセス数が増え、
コンバージョン数が増えていれば成果が上がっている、と言えます。
逆にアクセス数、コンバージョン数が大きく伸びても、
コンバージョン率が大幅に下がってしまうと費用対効果は低く、成功とは言えません。
コンバージョン数、コンバージョン率、
それぞれの数字を比較することが重要になります。
費用をかけた施策を行った際は、費用対効果の高い施策、
低い施策を明らかにすることで無駄なコストを削減し、
効率よく「成果」を獲得できるようになるのです。