「ASP(アプリケーションサービスプロバイダ)」とは、
インターネット等を通じて、主にビジネス用のソフトを顧客にレンタルする事業者、
もしくはそういったビジネスモデルのことです。
(参照:OCNインターネット用語辞典)
ASPは、もともと「事業者」のことを指していましたが、
今日ではむしろサービスそのもの、あるいはビジネスモデルの意味で使われる例が多くなっており、
インターネットの普及とともにASPサービスとして発展しました。
サービス例としては、
資産管理、表計算、ワープロなどのソフト、ホームページ作成ソフトなどがあります。
具体的には、
業務管理サービス「ASP業務くん(http://aspgyomu.com/)」や、
診療所向けの診療予約を受け付けるサービス
「Dr.Net 予約くん(http://yoyakukun.harukimedical.com/)」
などがあります。
ASPサービスを利用する一番のメリットは、
企業などで使うビジネス用のソフトなどの開発にかかる莫大なコストの削減と、
システム部門に大きな負担となっていた
アプリケーションの管理のコスト・手間を削減できることです。
サービスを利用するには、
インターネットを通じてASPの保有するサーバにアクセスすることで利用できます。
ユーザーがASPサービスに期待するコスト削減というメリットを享受するには、
サービス内容がある程度形式的なものであるということを理解して使用しなければなりません。
ASPサービスをカスタマイズすることは可能ですが、
そのためにはさらに費用と手間がかかります。
しかし実際には、カスタマイズが頻発しており、
近年では、地図アプリやメールアプリ、ECサイト構築、各種管理システムなど
カスタマイズ可能なASPサービスが増えています。
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