「W3C(World Wide Web Consortium)」とは、
ホームページのルールを決めている非営利団体のことです。
W3Cが決めているHTMLの正しいソースの書き方の基準をクリアし、
100点満点のソースを記載できれば、専用のバナーをホームページに張ることができます。
100点満点ということは、
とてもきれいに整っているということです。
読みにくいHTMLよりも、
整ったHTMLの方が検索エンジンロボットにとっては理解がしやすく、
SEOの対策としては非常に効果的です。
よくあるエラーの内容には以下のものがあります。
・シングルタグは最後に / を入れる
<br> → <br />
<img> → <img />
・構成文字は全て小文字で書くようにする。
慣れない人がよく間違えてしまうポイントです。
このような基準が出来た背景には、
現代のホームページ作成ソフトの急速な進歩が影響しています。
これにより、誰にでもページの制作が出来るようになり、
プロ並のデザインも作成することが可能となりました。
しかしその反面、ソース内の複雑化を招いており、
本来の意味での利用方法ではない、
様々な弊害を引き起こしているのが現状です。
W3Cが標準化にする事で、それらの弊害を排除しています。
ソース内のスムーズ化をし、SEO対策やアクセシビリティ向上、
メンテナンスの向上を可能としているのです。
構造的に正しいホームページを制作することは、
見る側と作成する側の双方にメリットをもたらしてくれるのです。
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