「スクリプト」とは、機械語への変換作業を省略して、
簡単に実行できるようにした簡易プログラムです。
(参照:IT用語辞典)
通常、ウェブサイトなどに使われるプログラムは
プログラマーの書いたソースコード(設計図)をもとに、
コンピュータの理解できる機械語に変換して実行されます。
スクリプトは、アプリケーションソフトウェアの動作内容を、
台本(英: script)のように記述し制御するための、簡易的なプログラミング言語なのです。
特に、ウェブサイト上で、
HTMLだけではできない様々な機能を利用するために利用されています。
また、スクリプトには2種類あり、
アプリケーションソフトウェアの動作内容を、
台本のように記述し制御するためのプログラミング言語と転じて意味付けされた、
比較的単純なプログラムを記述するためのプログラミング言語もあります。
前者の例としては、UNIXのシェルに対するシェルスクリプト、Emacsに対するLISP、
Webブラウザなどに対するJavaScriptが挙げられます。
後者の例としては、PerlやPHPが挙げられます。
初期には、テキスト処理ツールの動作を記述するという前者の意味が強かったのですが、
近年では主にCGIを利用して動的なウェブサイト(掲示板など)を構築するための
プログラミング言語として発展しました。