「クロスメディア」とは、伝えたい商品情報に合わせて、
伝えたいターゲットに効果的に届くようにメディアを組み合わせて使う広告戦略です。
(参照:IT用語辞典)
これまで広告の分野では、
テレビコマーシャルやチラシなどを組み合わせた
(メディアミックス)販売促進戦略が行われていました。
このメディアミックスは、必要に応じて様々なメディアを組み合わせ、販売促進を行いますが、
クロスメディアは、1つのメディアに1つの情報で終わるのではなく、
それぞれのメディアの特徴を活かしながら情報を的確にターゲットに伝えることができます。
例えば、私たちは生活する中で、
新聞や電車の中の広告、看板、雑誌、テレビなどで広告を目にします。
現在では、それらの多くにURLやQRコードが載っていて、Webサイトへの導線となっています。
少し前には、「続きはWebで!」「○○で検索!」といったフレーズが
CMの最後に流れていたのが記憶に新しいと思いますが、
これがまさにクロスメディア戦略なのです。
このように、メディア媒体からインターネットへ繋がる構造を用意しておくことで、
新聞広告やテレビCMの広告枠では伝えきれない情報をWebサイトへ誘導し伝える手法で、
ターゲットとのコミュニケーションを深め、サイトへのアクセスを集めることも可能になります。
そのようなクロスメディアは、情報の表現形式、
とりわけマーケティング戦略上有効な表現形式として評価され始めています。