情報セキュリティ管理士(じょうほうせきゅりてぃかんりし)とは、
財団法人全日本情報学習振興協会が設けている民間資格の称号です。
※財団法人全日本情報学習振興協会( http://joho-gakushu.or.jp/ )
今日の高度情報化社会において、個人情報のみならず、
企業の情報もコンピューターで管理されるようになってきました。
しかし、一方で自身が使用しているパソコンへのコンピューターウィルスによる攻撃や、
ホームページなどで公開している情報の取り扱いなど安心してコンピュータを利用できるために
必要なのが情報セキュリティ対策の知識です。
「情報セキュリティ管理士」を取得することで一般的なコンピューターの知識はもちろん、
コンピューターを利用する際の注意点、
個人や企業がもっている情報に対してどのような脅威、危険があるか、
またはその対策の知識を習得することができます。
具体的には、「わが社では情報をこのように安全に取り扱っていますよ」といった、
セキュリティに対するポリシーを作成したり、
社内の従業員に対して、
情報の取り扱いやセキュリティ対策の指導、
教育をすることが出来るようになります。
企業側としても情報セキュリティへの取り組みに対して、
セキュリティ面のスペシャリストに対する需要はとても高い傾向にあります。
そうした背景から、「情報セキュリティ管理士」を取得することで、
企業内での情報管理者としてのキャリアアップが見込めます。
また、従業員に対して教育の意味も込めて、
情報セキュリティ教育ツールとしても
「情報セキュリティ管理士」を利用している企業は年々増えてきています。