「プラグイン」とは、ソフトウェアに機能を追加する小さなプログラムのことです。
(参照:IT用語辞典)
あるソフトウェアを使用していて、動画やファイルを読み込むための機能を追加したい場合、
通常は、次の新しいバージョンでその機能が搭載されるのを願うか、
別な似たようなソフトウェアを探すかと思います。
しかし、全ての機能を網羅してくれるソフトウェアにめぐり合うことは本当に難しいでしょう。
もし、仮にできたとしても、新しいソフトにはまたお金を払って買わなければなりません。
またメーカーにとっても、
次期開発を行なっているうちにユーザがどんどん離れていってしまう可能性があります。
そこでそのソフトを使っている人の知恵を集めて作られた仕組みが『プラグイン』です。
プラグインの機能は分野だけで見てもかなりの数があります。
例えば、検索、コピー、セキュリティ、ダウンロードや動画再生、
PDFファイル表示などのものがあります。
「Adobe Reader」や「Real Player」などは、身近で、
プラグインと意識せずに使っている方も多いかもしれません。
では、どのようにプラグインを広めていくかというと、
ソフトウェアメーカーは、そのソフト向けの追加機能プログラムを作れるような開発ツールを
一般ユーザに公開します。
現在では、大事な企業秘密をバラしてしまうデメリットより、
開発ツールを使って広まっていくユーザ層の底上げや、
プラグインをつかって一般ユーザの裾野が広がっていくことに
もっと大きなメリットがあると考えられています。
一方ユーザーは、プラグインのファイルを特定のフォルダに入れることにより
簡単に機能を追加することができます。
プラグインはそれだけで動作しませんが、必要に応じて組み込んだり取り外したりできます。
しかし、プラグインのバージョンが古くなったりすると、
上手く表示されないものもありますので、新しいものを自分で入れ替える必要があります。
その場合には、再度最新版をダウンロードして、
パソコンにインストールしてアップデートする必要があります。
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