トラフィックとは、日本語に訳すと「交通/往来」という意味です。
IT用語でいう「トラフィック」とは、ネットワーク上を移動する音、
テキスト、画像などのデジタルデータの通信量/情報量のことをいいます。
また、アナリティクスなどのアクセス解析においては、
WEB上でのユーザーの流れを表しています。
アクセス解析でトラフィックを見ると、
「ユーザーはどこからやってきたか」が分かります。
そして、訪れたユーザーが閲覧する際にやり取りされた情報量は、
ユーザーが2ページ移動すれば、
2ページ分のトラフィックが発生するということになります。
ユーザーが同サイト内を何ページも移動していると、
トラフィックは大きくなり、そのサイトは優良サイトとも言えます。
ただし、トラフィックが大きい、つまり「通信量が多い」ということは
データが送られるのに時間がかかり、通信速度が遅くなります。
ネットワークの許容量を越えたデータを流すと、
ネットワークトラフィック(渋滞)が起こり、
通信が不安定になったり、通信不可になることがあり、
ユーザー離れの原因にもなりかねません。
また、WEBサイトにおいて、検索キーワードによって表示される検索結果から、
そのサイトへのアクセスデータ総量を「検索トラフィック量」と呼びます。
検索トラフィック量が増加すると、サイトの表示順位がアップします。
SEO対策に関しては、
アクセス数だけではなくトラフィック量を増やすことも重要なのです。