レジストリとは、Windows95以降において、
システムプログラムやハードウェア、ユーザが記録、編集したプログラムなどの
あらゆるシステム情報が納められているデータベースのことをいいます。
具体的に言うと、
・デスクトップの壁紙には何を使っているか
・スクリーン セーバーは何を使っているか
・どんなアプリケーションがインストールされているのか、
そしてそれはどこに存在するのか
といった情報が納められているのです。
実際にPCを使った時の行動として、
「スタート」
↓
「設定」
↓
「コントロール パネル」
を開くと色々な設定項目があると思います。
この「コントロールパネル」で設定される情報というのが、
すべて「レジストリ」に納められることになります。
この記録されたものは通常、
プログラムが自動的にデータの記録や更新、削除などを行いますが、
ユーザが直接編集することもできます。
しかし、誤った変更をしてしまいますとシステムが起動しなくなったり、
アプリケーションが削除できなくなったりする恐れがあります。
そのためPCに詳しい上級者以外は、
なるべく手をつけない方が良いとされています。
しかし、手をつけないほうが良い=初心者は使えなくても構わない、
ということではありません。
レジストリを理解し使えるようになることで、
例えば、通常のWindowsでは設定が不可能と思われるような、
高度なカスタマイズが出来たり、何らかのトラブルが起きた時にも対処する事が出来ます。
なので、下手に触らないようにする分、自分でも学び、
ゆくゆくは使いこなせるようにしていくことも大切であるといえます。