「.htaccess」とは、ApacheなどのWebサーバで使用できる、
Webサーバの動作をディレクトリ単位で制御するためのファイルです。
(参照:IT用語辞典)
サーバをフォルダ単位で制御するファイルで、
簡単に言ってしまうといろいろなことができる設定ファイルです。
名前が「.htaccess」と仰々しいですが、
その正体は普通のテキストファイルなのでメモ帳で作成可能です。
具体的には、この「.htaccess」ファイルを使うことで、
簡単なIDとパスワードでの認証を設定したり、
ページのリダイレクト(自動で指定されたサイトに飛ばす)、
アクセス制限、オリジナルの404 File Not Foundページに差し替える事などが可能になります。
他にもたくさんの設定が可能ですが、よくつかわれる例としては
「自分のサイトに許可した人だけしか来て欲しくない」
「サイト移転の際に自動でURLを飛ばしたい」
「ページがありませんのエラーページはカッコ悪いから、自分でデザインしたい」
といった場合です。
htaccessの利用手順はとても簡単で、以下の2つの作業ですぐに利用できます。
1.htaccessファイルを作る
2.htaccessファイルをサーバーにアップロードする
作成したhtaccessをFTP転送などでアップロードし
パーミッションの設定を変更すれば、すぐに動作します。
ただし、「.htaccess」は、
ホスティングやレンタルサーバーを利用している場合に利用できない場合や
一部命令が利用できない場合があります。
Webサーバー側での許可がないと.htaccessに設定を書き込んでも
エラーとなりますのでご注意を。