マルチエントランスとは、WEBサイトの入り口は「トップ」や「ホーム」だけに限らず、
全てのページが訪問者にとって入り口になりますよという考え方のことを言います。
例えば通常検索エンジンでWEBサイトを検索した時に、
WEBサイトの訪問者が最初に目にするページというのが、
トップページが表示されることが多いです。
しかし、このマルチエントランスという考えでは、最初に目にするページが、
トップページだけとは限らず、キーワードに適合したページが表示されます。
通常SEO対策というと、主要キーワード(ビックワード)で、
WEBサイトのトップページを上位表示する事だと考えられがちです。
しかし、このマルチエントランスという考え方では、
関連するキーワード(スモールワード・複合ワード)からの訪問者数を増やす事で、
安定したアクセス数を確保する事が出来きます。
また、もとから購買意欲の高いユーザーは、
キーワードを絞って検索します。
このためどこからWEBサイトへ訪れたとしても、
訪問者を目的(問題解決)に直接導くことができる
マルチエントランスを元にしたWEBサイトの構造は
今後のSEO設計として重要な考え方の一つです。
また、今後マルチエントランスを意識したWEBサイトを作成する場合には、
下記に述べるようなことを常に考えてみましょう。
・ページのテーマを考える
→そのページのテーマは何ですか。テーマにそったページ作りをしてみましょう。
・ターゲットとする購買層をしぼったコンテンツを考える
→どんな購買層が来るページですか。また、ターゲットにあったコンテンツを提供していますか。
・ターゲットとする購買層が検索しそうなキーワードを選ぶ
→このとき自分で考えることも一つの手ですが、実際に購入したお客様にも聞いてみましょう。
・すべてのページにおいてほかのページへも移動しやすいように導線を考える
→どのようにしたらほかのページも見てもらえますか。