サイバークリーンセンター(CCC)とは、
総務省と経済産業省が連携事業として2006年12月に開設した「ボットウイルス対策国家プロジェクト」のWEBサイトの名称です。
トレンドマイクロのウイルス検索エンジンを搭載したボット駆除ツールは、
通常のウイルス対策ツールでは発見できないようなボットも検知・駆除でき、無料で配布され、
また、インターネットサービスプロバイダ(ISP)の協力を受け、
ボット感染しているユーザーに対して、
駆除や再感染防止を促すプロジェクトを行っていました。
ただし、サイバークリーンセンターは一般的なウイルス検知や保護機能が無いため、
セキュリティ対策の補助的機能として利用することになります。
この活動は2011年3月に終了し、
現在はボットやボットネットに関する知識、
駆除方法やセキュリティ対策などについての情報サイトとして公開されています。
ボットとは・・・
コンピューターウイルスの一種で、
感染したPCは攻撃者が用意したサーバに自動的に接続、操作され、
スパムメールの大量送信などに悪用されたり、
個人情報を含むPC内の情報を攻撃者に渡してしまう危険性があります。
世界中では1日に25万台感染しているとも推測され、
ボットによる攻撃、感染はユーザー自身での把握が難しいことなどから、
社会問題になっています。