携帯電話ウィルスとは、携帯電話端末の通信機能を介し、
他の携帯電話端末に対して伝染する不正プログラムのことを指します。
最初の携帯電話ウイルスの発見は、2004年6月にロシアで発見された、
「Cabir」と言われております。
これは、「Symbian OS」というOSを搭載した携帯電話端末同士で、
Bluetooth機能を利用して感染したと言われています。
このウイルスは当初はあまり害がないと思われていたが、
徐々に広がり、2005年3月時点で日本を含む17か国で発見されています。
2006年4月27日にコンピュータセキュリティ企業のエフ・セキュアが発表した情報によると、これまでに見つかった携帯電話ウイルスは2005年11月からの半年間で倍増し、200種類に達しました。
通常、パソコンと携帯電話ではOSやソフトウェアの構造・実行環境、入手経路などが異なるため、パソコンに感染するコンピュータウイルスは携帯電話に感染しないのですが、
近年では、携帯電話の機能が向上するにつれて高度なOSが搭載されるようになってきました。
そこで今後はさらに携帯電話端末を対象にした、
境内電話ウイルスがさらに増えるものと思われています。