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【EC運用実録ファイル】

         

アパレル通販サイトでの商品ディティールの見せ方【LE通信68号】

ネットの通販で洋服を購入される際、大半の方が見た目」が第一購買意欲になりますね。

ではその次の段階はどうでしょうか。

値段、素材等ありますよね。

今回は「素材」がテーマになります。

誰もが1回は実際購入した商品と、自分が思っていた商品と違う、なんていう事があるかと思います。
ではどうしたらそのような事態を防ぐ事が出来るのでしょうか。

今回は撮影した際どのように写るのか、また対処法を説明致します。

 

■洋服の全体画像で素材が分りにくい物

 

  • ・白色の素材
  • ・光沢感のある素材

ネットショップで掲載されている素材で、大まかに分類すると上記2つの素材は全体画像のみだと素材感・柔らかさ等が伝わりにくいものとされています。

では何故そのようになってしまうのか?その理由は以下の3点になります。

 

  • 白色の商品はWEB上の背景が白色の場合、白色の商品の輝度を下げて背景との差を出すような撮影を行う為、実際より黒ずみより素材が見えにくくなる場合がある。
    ※輝度(きど)・・・光源または照らされた面の明るさの度合(Googleより注釈)
  •  
  • アパレル通販サイトの大半で使用しているハンガー撮りで撮影を行うとハンガーで吊っている為、表面が平面になり、平面になると凸凹がない為、影があまり出来ず全体がマットになり、素材感がわかりにくくなってしまう。
  •  
  • 全体画像を撮影するにはある程度の距離がないと画像内に収まらない為、対象商材から距離をとって撮影を行っている為、表面の凸凹が見えづらい場合がある。

では対策はどのようにすればいいのでしょうか。

 

弊社では以下のような対策をしております。
2つの素材で対策すべき点の共通点は

「寄りのカット」を撮影しておくという点になります。
また、素材の硬さや厚み、質感によって撮影方法は若干変わってきます。

以下が主な撮影方法となります。

 

・薄い素材

薄い素材=比較的柔らかい素材が多いという事です。
細かめのうねりを作成し折り目はふんわりと丸みを帯びていると消費者には伝わりやすいです。

レーヨン 綿 ポリエステル 混合紡糸

 

・厚みがある素材、硬い素材

ジーンズやコート素材などは
厚み・硬さのある素材の物が多く皺が出来にくくなります。
ですのでうねりは大き目もしくは角が立つように作ると消費者には伝わりやすいです。

合成皮革 ポリエステル(コート等) ジーンズ地

 

・厚みはあるが柔らかい素材

綿やファー等もこもこしている素材は柔らかい生地でも分厚い物が多いです。
生地をくしゃっ丸めて形成する事によって柔らかさやもこもこ・ふわふわ感を出す事により消費者に伝わりやすい素材画像になります。

ポリエステル ポリエステル 綿

いかがでしょうか?
これでより商品に使用されている素材が伝わり易くなりました。

また、上記の他に

  • ・ストレッチ加工
  • ・防水加工
が施されている商材は写真を見ただけでは伝わりません。

こちらも弊社では以下のような対策をしております。

 

・ストレッチ加工

 

・防水加工

実際商材に霧吹きで水を吹き付け、水が弾いている画像を撮影しております。

 

また、吊撮り以外で素材感を出したい場合は以下の様な手法もあります。

  • ・置き撮り・・配置バリエーションが豊かにでき、皺等で素材感を引き出しやすい
  • ・トルソー撮り・・表面が平面でなくなる為表面の凸凹が見えやすい
  • ・実際に着用するモデル撮影・・表面が平面でなくなる為凸凹が見えやすい

 

上記の方法で、モデル撮影は多くのアパレル通販サイトで行っている手法でもあります。
モデル画像を多く使用しているアパレル通販サイトは売上が高いという事実もあります。
ただしモデル撮影は通常の商品画像よりもコストが高くかかってしまう・・という欠点もあります。
そこをうまく抑える方法は今では主流となりましたが、店舗スタッフをモデルとして起用し掲載する、という手法になります。

歩くマネキンと呼ばれるスタッフさんだからこそ様々なスタイリング紹介も出来、多種多様に比較的自由に掲載出来ます。

写真も勿論大切ですが、商材に使用している素材情報・商材の特徴【生地の厚みはどの位あるのか、透け感はあるのか、肌触りはどんな物なのか・・】等を載せる事もアパレル通販サイトでは大切な事です。

またその文言を掲載する際に必要な画像が予め決まっていれば、指示書等を通じて撮影をするカメラマンにも伝わり必要な商品画像が出来上がります。

 

消費者は実際の店舗に行って購入しているわけではありませんので商品を想像させられる文言、この商品はここが特徴的ですよ!という文言を掲載するという事も消費者目線に立ったサイトになり、購入しやすくなります。

 

また、撮影スタジオではPCモニターの色を調整し、商品になるべく近い色合いで画像調節をしている為、一般的なモニターでWEB通販を見た場合色の見え方が異なって見える場合があります。

 

ですので注意の文言として「モニターの環境により色合いが若干異なる場合がございます。」等を掲載しておくのもクレームを防ぐ大切な事になります。

 

弊社には、撮影、撮影に伴うコーディネート、EC作成等ノウハウを持ったスタッフがおります。
ご相談いただければご依頼者様のお悩みを解決致します。
ご興味を持たれた方は是非下記までご連絡ください。

 

 

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