カナダの飲食料品店「SunRype(サンライプ)」のキャンペーン注目度を上げる為のSNS活用方法とは?

2017/10/27

この事例から学べること
・購入の必要がなく応募ができることで参加者を募る
・ソーシャルネットでたくさんの人にページを拡散してもらえる
・景品は自社商品プラス、多様性のあるVISAギフトカードで参加者を増やす
・ブランド、商品に興味を持ってもらう
・多くの人が興味を持てるコメントを集め、キャンペーンの注目度をあげる

1.キャンペーンの概要

【店舗名】SunRype (食品・飲料)
1946年にBC Fruit Processing という名前で設立された。その13年後現在のSunRypeという社名に変更された。 Sunrypeの飲料、スナックはブリティッシュコロンビアのケローナで生産されたフルーツをベースとした商品で、ヘルシースナックを謳っています。

キャンペーン名 Time to head back to school with SunRype!
期間 2017/8/22~2017/9/5
対象 キャンペーン期間中にFacebookのキャンペーンページに「いいね」をし、コメントを残せる人。 カナダに住む19歳以上の人。
目的 販売促進
内容 facebookのSunrypeキャンペーンポストを「いいね」と「シェア」をし、夏休み明け学校へ戻った時のお気に入りの思い出をコメントに残した人の中から2名に景品が当たる。 商品は$100のVISAギフトカードと$200文のSunrRype商品。
【対象URL】 www.facebook.com/sunrype

2.商品の購入の必要をなくすことでキャンペーン参加のハードルを下げる

今回のこのキャンペーン購入の必要はないので、facebookのアカウントさえあれば誰でも気軽に応募することができます。参加するためにまずは商品を買いにお店へ。という手間がないので、キャンペーンページを見つけたその時に応募することができます。

3.SNSで拡散してもらうことにより会社、商品の宣伝をしてもらえる

このキャンペーン参加にはfacebookのキャンペーンページの「いいね」「シェア」をすることが条件になっているため、参加者によりたくさんの拡散が期待できます。

4.景品を2種類セットにすることでたくさんの人に参加(拡散)してもらう

私が今回このキャンペーンを知ったのは、友人からもらったスナックを気に入った娘が買って買ってと言っていたので、一体どんな商品なのかまずは調べてからと思いSunRypeのホームページを開いたのがきっかけでした。ホームページをみていると、フルーツをベースとしたナチュラル志向のスナックということで、とても興味を持ちました。そこで$200分の商品が当たるというキャンペーンを見つけたので、2名というごくごくわずかな確率ではありましたが申し込んでみることにしました。 $200分物商品が当たったら、もう幸せです!Sunrype商品全てを試してみることがきっとできるのでしょう。 私はまだSunRype商品を購入したことがなく商品に興味があったので、商品を知るのにいいチャンス!と景品に惹かれ応募しましたが、SunRype商品を普段から購入している人にとってもVISAギフトカード$100分が当たるので興味がわくキャンペーンだと思いました。 景品を2つにすることで、たくさんの人に興味を持ってもらい参加者を募り、拡散してもらうことができます。

5.ブランド、商品に興味を持ってもらう為にサイトを充実させる

今回のキャンペーンを通し、facebookページ、ホームページをみたことで、スーパーで見かけたことのある商品から、見かけたことのない商品まで様々な商品を知ることができました。 SunRypeのホームページにはヘルシー、ナチュラルプロダクトをイメージさせるオシャレに撮られた写真や商品を使った色々なアイディアレシピ、会社が取り組んでいるチャリティーについても紹介されていました。 またホームページにあった「Our product」というページはとても面白く、ただ商品を紹介しているのでなく、自分の探している商品を絞って検索できるよう可愛いイラストと共にページが作られていて、ここでこっちを選択したら次はどんな商品が見られるのだろう。と色々なパターンを試したくなり、結果たくさんの商品を目にし、知ることになりました。

6.多くの人に共通の話題をコメント欄に集めることで、キャンペーンを盛り上げる

抽選結果ですが、5日に締め切りでしたが9月8日にSunRypeのfacebookページで早々に発表されていました。 「Congratulation」という写真ともに、当選者2名の名前が出ていました。 残念ながら、私の名前はそこにはなく落選でした。

応募ページの最終シェア件数は444。「いいね」はなんと1.2k。コメントは707も集まっていました。ここで少し不思議だったのは、今回のキャンペーン、「シェア」「いいね」「コメント」の3つセットで応募ができるはずなのに、どうしてこうも3つの数に違いが出たのでしょうか?? シェア件数が一番少なく444だったので、きちんと応募できた人は444人だったということでしょうか。 またコメントが707も集まっているのは、ただ応募目的の人だけでなく、 他の人の思い出コメントを読んでいるうちに楽しくなり、自分の思い出もシェアしたいと書き込んだ人がいたのかもしれません。 どうして、商品とは全く関係ないコメントを残すように促しているのかなと応募のルールを見たときに不思議に思いましたが、実際私も書き込みをするにあたり、他の人のコメントを読んでいたらなんだか楽しくなり、全員は多すぎて無理でしたが何ページか読みました。 ただただ、商品を押すのではなく、盛り上がる話題をキャンペーンページに集めることでに、注目度が上がりキャンペーンを盛り上げるということもできるのだなと思いました。

このようにライフエスコートでは、日本にとどまらず世界で実施されているキャンペーンの実態を調査し、オムニチャネルキャンペーンを検討されている企業様へ最新の情報をメールマガジンにてお届けしております。また、実際にキャンペーンを行うにあたって、どのチャネルでどのようにお客様と接点をもつべきなのか、さらにどのようなキャンペーンがお客様の気持ちをワクワクさせるのかなど、弊社では多くの事例をもとに御社に最適なご提案をさせて頂きます。 是非、オムニチャネルキャンペーンをご検討の企業様は、ライフエスコートへお気軽にご相談ください。

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