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広告費0円!コツさえ知っていればできる!楽天スーパーセールで売上前週比1000%以上を達成した方法【LE通信98号】

2019年3月に行われた楽天スーパーセールの売上はいかがでしたでしょうか?期待通りの売上を作ることはできましたか?

各ショッピングモールで売上を確保するためには、モールで行われるイベントに参加することが大前提です。中でも楽天であれば3、6、9、12月に開催されるスーパーセール、Amazonであれば7月頃に開催されるプライムデー、12月に開催されるブラックフライデーに参加することは非常に重要となっています。

なぜなら、これらのビッグイベントでは楽天やAmazon自体がCMを流したり広告を出したりして、訴求をしてくれるからです。また、高ポイントバックイベントなどの実施もあり、通常時に比べてアクセスが増え、ユーザーの購入率も高まるからです。

「でもやっぱり大規模イベントの時はRPP広告やスポンサープロダクト広告、その他広告を使わないと売上が上がらないのでしょ?」と思われている店舗様も少なくありません。しかし月商2000万円以下の店舗様はその考えを改めてください!広告にお金を使わなくても、売上を上げるコツがあります。本日はそんな売上を上げる基本的な「5つのコツ」を、実際の検証数値とともにお伝えいたします!

CHECK!!

コツその①:事前セールで売上とアクセスを確保

あなたの店舗では事前セールまたはスタートダッシュイベントを実施していますか?楽天スーパーセール本番で売上をあげるためにも、事前セールの実施をお勧めいたします。

その理由は、他店がまだセール実施していない段階でセールやイベントを行うと売上やアクセスが上がりやすくなり、さらにはランキングに入ったり、検索上位に表示されたりするのです。その状態でセール本番に突入すれば楽天スーパーセール期間中の売上、アクセスともに大きな影響が出てきます。

さて、突然ですがここで問題です。下記の施策Aと施策Bどちらのほうが売上へのインパクトが大きいでしょうか。

施策A:

セール告知開始のタイミングからセール実施。(今回で言うと3月1日10時~)
(楽天でもセールの告知が開始されますので、お客様の買い控えが発生する時期です)

施策B:

楽天スーパーセール開始から4時間限定で大規模セール実施。(今回で言うと3月4日20時~)

両方の検証を行った結果、月全体の売上アップを考えるならば施策Aがいいと私は考えています。施策Aの場合、確かに買い控えや「コツその②」でお話する半額サーチなどの影響を受けてしまいますが、それでもセール本番前の日商平均は、その施策の効果で通常時の売上よりも3~7倍になった実績があります。セール告知はセール本番前から電車の中吊り広告などサイト以外でも大々的に始まるため「どんな商品があるのかな?」「楽天で何かやっているのかな?」など、楽天そのもののアクセスが上がり、その恩恵を受けることができるのです。

施策Bの場合でもわずか4時間で通常時売上の10倍以上を狙うことが可能です。しかし他社もセールが始まっていますので、かなり大きな割引や特典をつけないと他社に勝つことは難しくなります。月商規模が大きな店舗様は、両方のイベントを実施しているケースも少なくありません。でも、まずはどちらか一方でも構いません。事前セールを行い、売上とアクセスアップを確実に狙っていきましょう!

コツその②:半額サーチが売上アップの鍵

私が楽天スーパーセールで一番力を入れているのが、この「半額サーチ」と「スーパーSALEサーチ」です。

これは、楽天スーパーセール期間限定で設置される検索サービスです。掲載条件をクリアした商品のみが掲載され、大幅なアクセス数アップが狙えるものです。そのため、広告費をかけない分、いかにこの半額サーチとスーパーSALEサーチに多くの商品をエントリーできるかが楽天スーパーセールで勝つための鍵になってきます。

ある意味、これを広告費ととらえて運用することもあります。ここへのエントリーはお客様も商品を安く購入することができ、店舗側もお客様導線を確実に確保することができるため、単純な広告に費用をかけるよりはいいかなと個人的には思っています。(単純な広告は楽天のみが広告収入で潤うイメージです・・・)

実際、この「半額サーチ」と「スーパーSALEサーチ」に多くの商品をエントリーすることで売上前週比1000%以上を達成した事例があります。

また、普段なかなかアクセスされない商品や季節外れの商品でも売上を伸ばすことがあります。在庫が少ない商品や一部バリエーションがない商品でも代替え商品のリンクをきちんと用意しておくことで店舗内回遊性を高めることができ、サーチ登録できなかった商品(割引できなかったものや二重価格表記NGになったものなど)の売上対策にもつながっていきます。

さらに、楽天スーパーセール全体の伸び率が芳しくないなど特別な事由が発生すると、楽天負担の半額サーチ対象店舗限定で、緊急クーポンが発行される場合もあります。

今回ご紹介する5つのコツの中でも1番重要な要素になりますので、ぜひ次回の楽天スーパーセールでは「半額サーチ」と「スーパーSALEサーチ」に登録できる商品をご用意いただき活用していただければと思います。

コツその③:クーポンやポイントでお得感をビジュアル的にみせる!

 突然ですが、セール開催中あなたが消費者側の立場なら、どちらの値札を見て商品を購入しますか?

おそらく値札Aではないでしょうか?せっかく半額になっているのに、値札Bではそのお得感が伝わってきません。

 

もしかしたら値札Bのほうは、2,600円を100円OFFにしただけかもしれません。つまり、消費者はいいものをお買得に買いたいと考えていることが多いのです。

では、お得感を伝えるためにどうすればいいのか?もちろん値札Aになるよう二重価格表記ができればいいのですが、皆さまもよくご存知の通り、二重価格表記をするには景品表示法により一定のルールが定められています。楽天上でもガイドラインがしっかりと設けられており、二重価格表記ができるときは一定の条件をクリアした場合のみです。

そこで、この二重価格表記ができない時の対策として有効なのが、クーポンやポイントです。「クーポン利用で半額50%OFF」「今ならポイント10倍」とあるだけで、いくら安くなるのか、どのくらいお得なのかがお客様に明確に伝わりやすくなるからです。

ただ、ここで注意をしていただきたいのが、単純にクーポン発行をする、ポイントアップすればいいというわけではないことです。きちんとお客様にその施策が伝わるようLPやバナー作成し目立つところに設置することや商品名やキャッチコピーなどに[今だけ半額クーポン]などの文言追加することは重要です。

また、最近ではアプリからの購入も増えておりアプリ対策は重要です。例えば、私が運用している店舗様はアプリからの商品(訪問上位1000位まで)ページ流入が4割を超えています。そのため、必ずアプリの商品ページでも表示される箇所にバナー設置しています。設置する場合は、商品登録上のデータで行います。

左画像は私が大好きな店舗様ですが、ちょうど赤枠部分にあたります。「アプリでもきちんと表示できている!」と思っていても念のためアプリで確認してみてください。意外と表示されていなかったということがよくあります。

さらに、この次にご紹介する「コツその④」も、クーポン・ポイント施策を行う際、まだまだポイントとなるコツになりますので、ぜひ続けてお読みください!

コツその④:メールマガジンで集客

「メールマガジンなんてもうそんなに効果ないのでしょ?」「楽天スーパーセール時期はメールマガジンがいっぱい配信されてくるから埋もれちゃうよ。」そんな風に思われている方もいるかもしれません。

しかし、そんなことはありません!事実、メールマガジン配信をした時間から売れ出す、アクセスが増えるなどの動きがよくみられます。また、メールマガジン配信をせずに施策を行った場合と、メールマガジン配信をして施策を行った場合とで、売上に4~10倍の差が生まれたケースもあります。

もちろん、お金をかけて配信する必要はありません。大手店舗様の場合、楽天スーパーセール期間中毎日のようにメールマガジンを配信さていることもあります。でも、そこまでやらなくてもいいのです。週1回(楽天の場合は日曜から土曜までを1週間ととらえています)無料枠で配信するだけで集客は可能です。ここまでお話してきたコツ①~④までのイベントをメールマガジンでお客様にお伝えすることで、事前セールに来てくれるお客様、セール商品を見に来てくれるお客様、クーポン・ポイント施策を狙って来てくれるお客様、セール終了後も買い逃しで訪れてくれるお客様がいらっしゃるのです。

メールマガジンによる集客方法には、タイトルのつけ方や商品の並べ方など様々なポイントがあります。また、いつ配信すべきなのかをデータで導く方法などもあります。今回は詳しくお話しませんが、ご興味のある方は、お気軽にライフエスコートまでお問合せ下さい。

コツその⑤:セール延長でさらなる売上確保

楽天スーパーセールやマラソンなど楽天の施策は、午前1時59分に終了することが多いですね。しかし色々な店舗様を調査していくと「セール延長」と題し、その日のお昼以降までセール実施しているケースが見受けられます。実際、私が運営している店舗様でも延長セールを行うか行わないかで最終日の売上に最低でも3倍以上の差がついています。

「コツその①」でもお伝えしたように、楽天スーパーセールのために楽天は総力をあげて様々な広告をだし集客しています。

しかし私たちのように常日頃から楽天を見ている人でなければ、楽天スーパーセールがいつまで行われているかなどわからないものです。広告やCMを見た消費者が「そう言えば楽天でセールやっているのよね。」と思いだし、セール終了後に楽天を訪れることもありうることだと私は思います。

そんな時、セールを延長している店舗としていない店舗があったら、あなたはどちらで商品を購入しますか?商品を検索し、その検索結果で商品名の頭に[セール延長]などのわかりやすい文言があり安くなっていたら…。最後の悪あがき(笑)です。セール延長で最後の最後までしっかりと売上を確保してください。

このように楽天スーパーセールでは、広告費を使わなくても売上アップを見込めるコツがまだまだあります。

普段来店しない新規のお客様のご購入が見込め、購入者がいっきに広げられる楽天スーパーセールのようなイベント時はサンキュークーポンを配っておくと、のちのリピート客アップにもつながったりします。

また、セール期間中に売上を大きく確保すると、その期間以外でもアクセス数や売上平均値があがったりしますので、大規模イベントにはぜひ参加してください!次の楽天スーパーセールは6月、Amazonプライムデーは7月頃ですよ。

今回ご紹介したセール対策だけでなく日ごろから絶対に行ってほしい商品登録対策をはじめモール運用では必勝ルールというものが、ある一定の年商規模店舗様にはあります。ライフエスコートではこれらの知識や運営実績があります。各モールの特色に精通した専門のスタッフもおりますので、ご興味を持たれました際は、ぜひお気軽にご連絡ください。

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※記事内の日付は2019年4月9日当時のものとなります。

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