ダイソーカナダ店が実施　親心を上手に利用した来店促進・SNS拡散キャンペーン

この事例から学べること
・キャンペーンとFacebookページの連動により、フォロー数を増やす
・親心を上手に利用した販促キャンペーン
・意外と海外では少ない当選発表日の明示が功を奏す

１．Daiso Canadaとキャンペーン概要

【店舗名】Daiso　Canada（カナダ／バンクーバー／雑貨屋）
日本の100円均一ダイソーのカナダ店。日本と同じ商品が揃っています。
値段は基本＄2。

キャンペーン名	DAISO KIDS COLOURING CONTEST
期間	2015/9/4〜2015/9/30
対象	12歳以下の子供。店舗に提出しに行くことができる方。
目的	Daisoへ足を運んでもらう事、オズの魔法使いミュージカルの宣伝
内容	店舗に置いてある用紙、またはFacebookのページより用紙をプリントアウトして、12歳以下の子供が色塗りをする。 応募してくれた人の中から「オズの魔法使い」のペアチケットが10名に当たる。また応募者全員の作品がお店に期間中飾られるとのこと。
対象URL	https://www.facebook.com/DaisoCanada

 

２．キャンペーンとFacebookページの連動

今回のキャンペーンをたまたま買い物に行ったお店に貼られていたチラシを見て知りました。
チラシはレジ横の壁に貼られていて、レジの順番を待っている間に目に留まったのですが、
その時あまり時間がなかったのでとりあえず写真を撮って帰ってきました。


チラシを新ためて読んでみると、ぬりえの用紙が店舗にあったとのこと。
このチラシの横にはなかったので気が付きませんでした。
そばにおいてあれば用紙も持って帰ってこれたのに…と少し残念でしたが、フェイスブックのページよりダウンロードができるとのことだったので、早速チェック。

「Daiso Canada」というページがありました。
お店で見たぬりえコンテストの情報も載っています。
我が家にプリンターがないので、ページがあるのを確認してインターネットカフェ的なところでパソコンを使い、応募の用紙をプリントアウトしてきました。
パソコン使用とプリント代で＄１.50。大きな金額ではないですが、お店で気づき用紙をもらえたら、プリントアウトしに出かける手間も金額もいらなかったと思うと、もう少しわかりやすところに置いておいてほしかったと思います。

早速かえって、ぬりえ好きな娘に色塗りを依頼しました。
コンテストに応募するためのぬりえで選ばれると
「オズの魔法使い」のミュージカルが見にいけるかもしれないよ。
と説明すると、オズの魔法使いって何？と言いながらも、
コンテストという響きに俄然やる気がわいてきた様子で、楽しそうに塗ってくれました。

３．親心を上手に使って再来店を促す

翌日（9月30日）作品を持ってお店へ再度行きました。
「Daiso Canada」はリッチモンドという中国人が多く住む地域にあり、私の住んでいるダウンタウンから電車に乗り20分くらいで用事がなければ行かないところです。
実際Daisoを訪れたのも前回が初めてでした。
そこでこのコンテストを知り、まさかの3日のうちに2回も訪れることに。
前回買い物をしているので、これと言って買い物の目的はなかったのですが、レジ前のハロウィングッズコーナーに惹かれ見ていると、ブラックキャットに今年なりたいと言っていた娘に良さそうなキャットカチューシャがあり手に取ってしまいました。
この日もレジは並んでいて、ただ用紙を出すだけに並ぶのも気が引けたのもあったかもしれませんが、カチューシャと用紙を持ってレジに並びました。

用紙を渡すと、忙しかったのもあってか確認してレジ横の棚にポイっとおかれました。
後できちんと処理してくれるのか少し不安が残りましたが無事期日内に提出完了です。

作品が飾られる期間は特に書かれていませんでしたが10月9日に当選者には連絡があるとのことなので、すぐに張り出してくれそうな感じです。
やはり、子供が書いた作品が飾られるとなると見に行きたくなるもので、また近々お店に行こうかなと普段は足の向かないところへも自然と足が向くものだと実感しました。

３．発表日を明示することのメリット

今まで応募したキャンペーンで、発表日が知らされていたのは今回が初めてです！
日にちが分かっていると、その日までの期待が高まります。

10月2日、友人がDaisoへ行く予定だと聞いたので、ぬりえが飾られているか見てきてもらうようにお願いしました。丁寧に写真を送ってくれました。
9月31日締め切りで早速掲示されていました。
日本では当たり前のことかと思いますが、何かと処理に時間のかかるカナダではとても優秀です！

展示の様子はこちら。



そして待ちに待った10月9日発表の日です。Facebookのページをチェックすると
当選者が作品と共に記載されていました。

残念ながら娘の作品は落選でしたが、このように当選者発表の日にきちんと発表されること、Webにて確認できたことで今回のキャンペーンを楽しむことができました。

当選者の発表がいまいちはっきりしていないキャンペーンだと消化不良的な感じですが、今回のようにはっきり日程が決まっていると当選、落選関わらず気持ちがすっきりするものでした。
また今回のコンテストを通して「Daiso Canada」のフェイスブックのページも知り、見てみると何だか日本だー！と懐かしくなったり、欲しくなったりとページを見ていても楽しかったです。
フォローして今後も情報をチェックします。

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