この事例から学べること
・わかりやすいPOPとチラシブックの展開
・目を引くキャンペーン棚の陳列について

１、Guardianとキャンペーン概要

【店舗名】Guardian Guardianはスーパーマーケットなどを展開するHEROグループが 1990年にインドネシアにOpenしたドラッグストアです。 インドネシア全土で現在277店舗にあり、シンガポール、マレーシアにもあります。 Guradianはほとんどのショッピングモールやスーパーに併設してあります。 化粧品からおやつ、薬まで幅広く揃えてあります。 今回は、あまり見かけた事のないキャンペーンに遭遇しました。 13種類の指定商品の定価にRp.1,000（日本円で約77円）を足すと、 同じ商品が二つ買えるキャンペーン！です。 Buy１Get１Free(ひとつ買うともう一つGet!)ではなく、Rp.1,000を足すというのがユニークだと思いました。 Rp.1,000足すだけでもうひとつ貰えるなら大変お得ですね！

キャンペーン名	Rp.1,000プラスで2つGET!
期間	2016年8月1日から8月10日（月曜日から水曜日の間）（8/1・2・3、8・9・10）
対象	指定商品13種類
目的	販売促進
内容	指定商品の通常価格に、Rp.1,000（日本円で約77円）を足すと、2つ買える。 （Rp.1,000足すと、もうひとつ貰える。）
対象URL	http://www.guardianindonesia.co.id/category.php?id_category=15

 

商品は、ネイルリムーバー、ボディーソープ、サプリメント2種類、フェイスマスク、 ボディーローション、歯磨き粉、クレンジングワイプ、デオドラント、ベビーオイル、 赤ちゃん用虫除けオイル、生理用ナプキン、チョコレートと幅広い選択肢でした。

２、目を引くキャンペーンコーナーとチラシブックの展開

お店に行ってみると、お店の一番手前の2箇所に分けて指定商品が目立つように並べられてありました。 チラシ掲載以外のものもいくつかあったようです。

目玉商品はRp.530,000（日本円で約4100円）一番価格の高い、サプリメントのオメガ369のようです。インドネシアではサプリメントの需要が大変高く、一番上の棚に並べられてあり、チラシでも大きく掲載されていました。 医療のレベルや医療体制が先進国に比べてまだまだ整っていないインドネシアでは、 24時間営業の薬局があったり、数も多くあります。 また、手っ取り早く健康になるには、サプリメントと考える人も多いようで サプリメントを摂取している人たちも沢山います。 病院に行っても、医師から薬と一緒にビタミン剤などのサプリメントが必ずと言ってよいほど処方されます。

数日前、外でプールに入ったり紫外線を沢山あびたので、 今回は使ったことのない新しいフェイスマスクを買ってみました。 Rp.1,000足すだけで2つ買えるので、新しい商品を試すにもぴったりです。 いくつか種類があり迷ってしまったので、その中から2つ違う種類を選びました。 チョコレートCHACHAも欲しかったのですが、人気商品だったようで残念ながら既に売り切れでした。

フェイスマスクを2点レジに持っていくと、 定価Rp.8,400ｘ2つ、そこからRp.7,300引かれていました、 合計でRp.9,500。レシートでは分かりにくい計算になっていますが、 定価はRp.8,500なので、プラスRp.1,000でRp.9,500。これで二つGET出来ました！ ほぼ半額で買えた事になるので、お得な気分です。今夜是非使ってみようと思います。

お店には、キャンペーン用のチラシブックがレジや店頭に置いてありました。 35ページにもわたり、7月28日から8月24日までの割引やおすすめ商品の紹介が掲載されています。 家に帰ってから見ながら今月に何を買い足そうか予定が立てられるのでいいですね！

このようにライフエスコートでは、日本にとどまらず世界で実施されているキャンペーンの実態を調査し、 オムニチャネルキャンペーンを検討されている企業様へ最新の情報をメールマガジンにてお届けしております。 また、実際にキャンペーンを行うにあたって、どのチャネルでどのようにお客様と接点をもつべきなのか、 さらにどのようなキャンペーンがお客様の気持ちをワクワクさせるのかなど、 弊社では多くの事例をもとに御社に最適なご提案をさせて頂きます。 是非、オムニチャネルキャンペーンをご検討の企業様は、ライフエスコートへお気軽にご相談ください。