AISASとは、マーケティングにおける消費行動のプロセスは、
「注意」「興味」「検索」「購買」「情報共有」のプロセスから成り立つとする理論のことです。
特にインターネット普及後、
新たなマーケティングモデルとして参照されています。
似たような理論として「AIDMA」がありますが、
AIDMAとの違う点は、購買前の行動として商品を「検索」し、
購買後の行動として商品を「共有」することが新しく生まれました。
消費者の心理の流れは、以下のようになります。
①Attention(注意)
②Interest(関心)
③Search(検索)
④Action(購買)
⑤Share(情報共有)
①「ん?」【Attention(注意)】
↓
②「へえー」【Interest(関心)】
と、ここまではAIDMAと同じなのですが、
③「ちょっと調べてみよう」
となり、
④「ふーん、こういう商品なんだね。よし、買おう!」
↓
⑤「○○という商品買ったよー」(口コミ)
ただし、すべての購買行動につながるわけではありません。
購入しても、購入行動が失敗ではない、
もしくはそれほどダメージが少ない場合があります。
たとえばおにぎりやペットボトルを間違って買ってしまっても、
そこまでがっかりはしません。
そのような時は、わざわざ検索して調べたり、
買ってから情報を共有したりするのは少ないと思われます。