仕事を円滑に進めるには、コミュニケーションが大切です。
良い成果はもちろん、失敗やトラブルに関しても
正確・迅速・簡潔にお互いが伝え合っていくことで、
スムーズに仕事を進めて行くことができます。
タイトルに挙げさせていただいた「ホウレンソウ」とは、
報告・連絡・相談の頭文字を取って、「ホウレンソウ」。
社会に出ると、よく耳にする言葉だと思います。
仕事はこの「ホウレンソウ」で、成り立っているといっても過言ではありません。
相手は、社内の人とは限りません。
顧客や取引先にも対しても怠ってはいけない、社会人として重要なスキルです!
今回は、社会人として恥ずかしくないよう、「ホウレンソウ」の基本をご紹介します。
報告のポイント
・早めに報告
・結論を先に伝える
・事実と意見・憶測は分ける
・必要なら資料を添える
ここでのポイントは、
まず結果を述べてから、その結果に至った過程を述べることです。
また、報告しずらい失敗やトラブルの報告は、
報告後、その失敗を受けて自分なりに考えた対策や対応を
上司に相談してみるのも良いかもしれません。
失敗した時にこそあなたの人間性が問われます。
自分の失敗をきちんと受け止め、潔い態度をとるならば、周囲のあなたに対する評価は上がるでしょう。
連絡のポイント
・細かいことも連絡する
・曖昧な表現は使わない
・電話・メール・FAXも活用
・関係者全員に伝える
ここでのポイントは、「正確さ」。
仕事の中で「~みたいです」「~のようです」などの表現は、混乱を招く原因になります。
また、関係者全員に伝わっていないと、さらに混乱してしまう原因になりかねません。
話の内容を理解していなければ、相手に正確に話を伝える事ができませんので、
話の結論を事前に良く確認し理解した上で、連絡するようにしましょう。
相談のポイント
・すぐに相談する
・相手の都合を考える
・自分なりの対策を用意
・「なんでも相談」はNG
ここでのポイントは、
相談をする内容と相手を気遣う気持ちです。
仕事で困った時や迷った場合には、自分で判断しないで遠慮なく相談しましょう。
知識や 経験が浅いうちから独断で行動を行なうと、会社全体に迷惑をかける場合もあります。
事前に自分の考えや状況をまとめてからの相談をすると、スムーズに相談に乗ってもらえるでしょう。
また、上司も忙しく時間がないことも考えて、まずは、相手の都合を聞いて
「○○の件で相談させて頂きたいのですが、お時間よろしいです か?」と
丁寧に聞くと 印象が良いでしょう。
上記でご紹介させていただいた、「ホウレンソウ」の基本はいかがだったでしょうか?
どんな仕事でも必要なスキルなので、
社会人として報告・連絡・相談はしっかり身につけて、仕事を円滑に進めましょう!
- ビジネスマナー
- 合言葉はホウレンソウ